― 僕たちは“相場の癖”を見抜いて、先回りできるようになる ―
1. 金利と相場の連動はこう見る
「金利が上がると〇〇が下がる」という単純な知識だけでは不十分。
僕たちは「どのチャートが、どんな金利にどう反応するか」まで見ていこう。
2. 実際のチャートパターン一覧(まとめ表)
金利変化 | 株(NASDAQ) | 為替(ドル円) | 金 | 原油 | 債券 |
---|---|---|---|---|---|
上昇 | 下落傾向(特にグロース株) | 上昇(ドル高) | 下落 | 下落傾向 | 債券価格は下落(利回り上昇) |
低下 | 上昇しやすい | 下落(ドル安) | 上昇 | 上昇しやすい | 債券価格は上昇(利回り低下) |
3. パターンの崩れ=転換点の兆し
いつもの相関が崩れたとき、そこに「次の相場転換」のサインがある。
例えば:
-
金利が上がってるのにドルが下がる → 米経済への懸念があるかも?
-
NASDAQが金利上昇に反応しない → リスク許容度が上がってる兆しか?
4. 相関を使ったポジショニングの例
-
「米利上げ局面中にNASDAQ空売り」
-
「金利ピーク観測後にREIT・グロース株へ資金シフト」
-
「日米金利差拡大でドル円ロング」
相関を“当たり前”として見ずに、“ズレ”に注目することが勝負の鍵。
5. 総まとめ:相関は“未来の地図”になる
チャートの動きは嘘をつかない。
でも、その背景にある“金利の力”を知らなければ、表面しか見えない。
僕たちはチャートと金利の相関を武器にして、
もっと冷静に、もっと構造的に、相場を見ていこう。
コメント