保険は掛け捨てに!生命保険、医療保険について!

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今よりもお金持ちになっていきたい!と思ったらまず何をしていけばいいのでしょうか?

それは、出費を抑えて可処分所得を増やしていくことが大事です。

可処分所得とは、自由に使えるお金ということです!

そのためには人生の3大出費といわれている、1住宅、2車、3保険をまずは見直すことが先決です。

それは「欲しいもの」なのか「必要なもの」なのかが分かれ目になります。

そして、「必要なもの」にしかお金を払わないという意思を持つことが大事です。

例えば住宅は新築にこだわらない、車は必要な時にレンタカーやカーシェアリングで賄うとかにするとかです。

今回は保険に焦点を当てたいと思います。

保険に関しても必要かそうでないかをしっかり分けていくことだ重要です。

生命保険の必要性

生命保険に加入する理由として、自分が万が一死んでしまった時に、家族が困らないようにという理由で入ると思います。

では、まず人はどれくらいの確率で死んでしまうかについて考えないといけないです。

公益財団法人生命保険文化センターさんの調べでは40代男性の死亡率は1000人あたり0.093で1年間に死亡する人は0.92人です。

1000人中1年後に生きている人は999人になります。

60歳でも0.623(死亡者数1000人中5.81人)という形になります。女性に関してはもっと死亡率は下がります。

以上の確率を見てみると、日本は安全で死ぬ確率は60歳代でもほぼ0パーセントになっています。

ほとんど死なないんです。

つまり、生命保険は基本的にはかけた掛け金は全額亡くなるものであると想定できます。

ほんとに万に一つの時のみのために加入しているというのをわかってはいることが大事です。

生命保険にいくら使っているか?

仮に30歳の人が3000万円の保険に30年間加入した場合はいくらになっているのでしょうか?

仮に月々に保険会社に支払う保険料が7000円だった場合はなんと252万円にもなります。

この保険に加入したほとんどの方が(幸運なことですが)保険金を受け取ることはできずに、252万円を保険会社にプレゼントしているのです。

医療保険の必要性

医療保険に加入している人も見ていきましょう。

医療保険に入っている人は基本的に病気になったときに不安だからが理由です。

ただその理由だけで入っているというのはお金についてリテラシーが低いままになってしまいます。

何が不安か、までしっかり考えるようにしなければ正しい保険の入り方にたどり着けないようになってしまいます。

日本という国は「皆保険」と言って、すべての人が保険に入っていますので、医療費負担は3割でいいです。

しかも、癌などの高額な医療を受けた場合でも、補助があるので自己負担というのはかなり少なく済むんですね。

基本的に医療費で金額が大きくなってしまうのが、長期の入院になってしまった場合とかですが、これについては保険でも、入院日数制限などがあるためあまり保険でも意味がないです。

なので、病気になったときにどのようなリスクがあるのか、どのリスクをどの保険で賄うのかを考えておくことが大事です。

私個人の場合は、多くの保険に入るより、しっかりと資産を築いていくことにより万が一でも資金が枯渇しないように準備するという選択しました。

保険も金融商品

保険も実は金融商品の一部です。

いわゆるデリバティブという金融派生商品に該当します。

保険屋さんは家族への気持ちですよとか、安心を買いましょう。とかそういった言葉で説得してきますが(CMでもそうですね)しっかりとリスクとリターンで考えるべきものになります。

であれば金融商品を購入する鉄則を当てはめることが大事です。

その鉄則とは「シンプルでわかりやすい」ものを選ぶということです。

複雑で計算が大変な商品は手を出すべきではありません。

何を選ぶか

金融商品を選ぶ時の鉄則「シンプルで分かりやすい」ものを選ぶと保険の商品としては「掛け捨て型」一択になります。

貯蓄性が加わってくる商品は計算が一般の素人にはむつかしく選ぶべきではないです。

貯蓄は貯蓄、投資は投資、保険は保険できちんと商品を分けて貯蓄性のある保険などは絶対に選ばないように、あくまで、保険は保険のみの機能のものにしておきましょう。

私も実はもともと月々の保険料が2万円を超えていました。

しっかり見直すことで1万円を切っています。

もちろん万が一の備えはしますが、最低限にしています。

確率と月々の出費とをしっかり考えて自分で答えを作りましょう。

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